今にも薫りそうな、素晴らしい薔薇の装飾が施された純銀ボウルです。

18世紀後半から20世紀初頭に製造されたと思われるこのお品の裏には
「S」の文字入りの騎士のマークがあります。
これは1866年から1898年までコネチカット州で銀製品を作っていた
シンプソン・ホール＆ミラー社のものですが
この会社は他社と共同でISCという会社を作り、
このISCもしばらくは同じマークを使用していました。
STERLINGと刻印されている、純銀のお品となります。

素晴らしいのは、なんといっても薔薇の表現。
薔薇の花の豊かな膨らみが　立体的に表現されていて
花びらも一枚一枚開いてきそうなくらい。


お茶会の席で、ぜひこのボウルの鑑賞会もなさってみてください。

素材　スターリングシルバー（純銀）
ボウル直径　18センチ
　　　高さ　2.8センチ
重さ　92グラム