イギリス国王ジョージ三世、
そして四世が熱愛した日本の伊万里焼き。
それを真似て作られたのが「伊万里パターン」です。

ロイヤルクラウンダービーの伊万里パターンが
有名ですが、ミントンやロイヤルアルバート、
そしてウェッジウッドにコウルドンなど
イギリスの名釜がこぞって伊万里パターンを
製作しています。

伊万里パターンは、絵柄がとても豪奢なため
迫力のあるカップが多いのですが
私自身はついつい曲線の柔らかな、優しい表情のカップに惹かれてしまいます。

今回のお品も、まさに”柔らかな”伊万里。
1920年頃の、100年前のエインズレイのお品ですが、
実は１つのカップはロイヤルクラウンダービーです。
柄はもちろん、シェイプもほとんど同じなので全く同じセットに見えますね。

カップの大きさは、ロイヤルクラウンダービーの方が直径が5ミリ大きいので
「夫婦茶碗」ならぬ「夫婦カップ」のようにして使うのも楽しいかもしれません。

色、柄もとても綺麗で美しい状態です。
ヒビ、欠け、ヘアライン、貫入などはございません。
小さいほうのエインズレイのカップの底に、製造時由来のホクロが２つございます。
また、取っ手の下部に少し金彩が取れているところがありますが、見えにくい場所です。
お写真でご確認ください。

お値段は、2客セットのお値段です。

サイズ
カップ　直径8.5センチ ＆ 9センチ
ソーサー直径13.5センチ